夕食に食べると効果的
納豆は良質のタンパク質と食物繊維、鉄、ビタミンB2が豊富で、大豆のときより3倍近くも高くなる。しかも大豆のタンパク質が納豆菌によって分解され発酵していく過程で大豆にはなかった成分が加わる。納豆菌に含まれるナットウキナーゼとビタミンB12、K2である。
ナットウキナーゼは血栓を溶かす強力な働きをする酵素で、末梢血管まで血の流れをさらさらにして脳梗塞や心筋梗塞を予防する。納豆を食べた後の血栓溶解作用の効果は8〜12時間持続することが分っており毎日食べることにより、血栓症がおこりにくい体質になる。尚、血栓症は夜から明け方に起きやすいので夕食に取り入れるほうが効果的である。
ビタミンB12は造血作用も助け、K2はカルシウムの骨への沈着をよくし、骨粗しょう症を防ぐ働きがある。いずれも納豆だけに含まれている成分である。活性酵素消去作用と抗菌作用もある。
健康志向で伸びる納豆の需要
従来納豆を食べる地域は東日本に偏っていたが、最近の健康志向と匂いの少ない納豆の開発で西日本でも消費者が増えている。平成元年を100とした消費支出の伸びは近畿で210と倍以上伸びている。年代別に見ると50歳代の消費が多い。